Foot_001

  • 2009/07/16(木) 08:22:37

毎度。
もう梅雨明けとか? 連日超暑い。
毎年この時期になるとボヤきたくなるけど、
仕事場が暑い。
火を使うとさらに暑い・・・

さて、上半身に続いて下半身行きます。
一応、腕と同じく、インナーフレームを作って、
そこに外装を被せる予定なんだけど、
上半身の重量を支える部分だけに
関節とかの強度が肝になる予感。

まずは足首を含めるゲタ部分ユニットから制作を。
ここは、勉強をかねてCAD/CAMで作ってみる。
CAD/CAMに関する細かな説明は他サイトを検索してもらうとして、
大体の流れは・・・
?3DCGソフトとかCADソフトで制作したい立体データを作る。
 今回は長年の相棒、メタセコイアを使用。
?出来た3DデータでWAXを切削する為に、CAMソフトに転送。
?CAMソフトが切削機械を動かして、WAXを切削。
?完成したWAXを鋳造・・・という感じ。

3Dデータの立体化は
「切削」「3Dプリンター」「光造形」の3つが主流なんだけど、
今回は比較的導入しやすい「切削機械」を選んだ。
メリットは本体価格と、WAXを直接切削出来ること。
WAXは本職でも長年使ってる素材なので、扱いが容易。
もちろん、デメリットも多々あるんだけどね・・・
「3Dプリンター」はその名の通り、普通のプリンターの立体版。
インク(この場合はWAX)を塗り重ねていく感じで立体出力する。
「光造型機」は紫外線を使って樹脂を積層していくタイプで、
最近ではフィギュアの造形等でもおなじみ。
切削機を購入するまでは、外注で光造形出力してたけど、
出力代に結構お金がかかるんだよね。
その上、慣れるまでパソコンのモニターでの3Dと、
実際に手に取ったときのギャップに意気消沈することもある。
自宅で手軽に切削出来れば、すぐに立体化できるし、
切削機械では難しいデータでもあらかじめ可能な限りテスト切削しておけば、
光造形した際のギャップに苦しむことも少なくなるはず。
ということで切削機を導入したわけ。


さて、実際の制作は、
プラモの図面をそのまま下絵として取り込んで、
CG/CADでモデリングするのが普通なんだけど、
今回は3Dスキャナーがあるので、
これを使って下絵を作ってみる。


スキャンしたいものを設置して、
上から針でつついて立体データを採取していく。
ルネッサンス〜バロック時代の大理石彫刻も
同じ原理で複製を取ってたんだってさ。


針がプラモと接地したところに「点」が打たれて、
「点」と「点」の間に「辺」が、
「辺」と「辺」の間に「面」が張られる仕組み。
「点」の数、すなわち針で突付くピッチが狭いほど
詳細なデータを作ることが出来るわけ。
ここらあたりは3DCGとかCADやってた人にはお馴染み。


んで、実際に3Dデータ化されたものが↑これ。


それをメタセコ上に読み込む。
0.5mmピッチ(だったっけな?)くらいでスキャンしたから
メッシュが粗いけど、下絵なのでコレくらいでもOK。
スキャン時間は30分程度だったと思う。


スキャンデータを参考にしながら面を張ってく。
赤いところが面を張ってる途中の所。
場合によってはスキャンしたデータを
そのままCAM側に持っていって出力するんだけど、
好みのラインに沿って面を生成したいとかの問題で、
一応キチンと制作する。
あと立体コピーはモラルの問題もあるしね。


とりあえずざっくり面を張り終えた所。
MGのver.1とか、カトキ版をミックスした感じにしてみた。
アニメ設定のゲタ部分(赤い所)とか、
かかとを可動させるための分割はまだ行ってないので、
今のところ一枚の大きな面のまま。
今後、テスト切削してみて、分割方法を検証してみる所存。

キミは、生き延びることができるか